国家試験受験のための商法⑧
商業帳簿について
商業帳簿とは
商業帳簿とは、商人が営業上の財産及び損益の状況をあきらかにするため、商法上の義務としての作成する帳簿
・商人自らがその営業・財産状況を明確に把握することが可能に
なり合理的・効果的な営業を行うことができるという点と、
・商人の債権者や出資者が、取引先や出資先となる商人の商業帳
簿を閲覧することにより、どのような経営状況であることの把
握できるという2つの意義がある。
商業帳簿の種類
・会計帳簿
取引その他営業上の財産に影響を及ぼすべき事項した帳簿で、
日記帳、仕訳帳、元帳が該当する。
・貸借対照表
バランスシート(表の左半分(借方と呼ばれる部分))表の右
半分部(貸方呼ばれる部分)は負債の部と純資産部と区分され
借方と貸方合計が一致するように作成されており、左右のバラ
ンスが取れている。
商業帳簿の保存・提出義務など
・商人は帳簿閉鎖の時から10年間、その商業帳簿及びその営業
関する重要資料を保管義務を負う。
・商業帳簿は営業・経営上の事項に関する重要な証拠書類となる
ことから、当事者の申立より、又は裁判所の職権により、訴訟
の当事者に対して、商業帳簿の全部又は一部の提出を命令する
ことができる。