契約者が亡くなった場合に通信契約の解除に要なものは通信キャリアごとに異なるが、大まかには次の3つとなる。
①端末本体やSIMカード本体、契約書類等
②契約者の死亡確認書類・・公的な死亡証明、会葬礼状
③申請者の身分証明書類・・運転免許証
携帯電話やスマホの解約は「デジタル遺品の全容がほぼ掴めてからが鉄則です。葬儀前に解約すると故人の縁者からの電話やSMSなどが受け取れなくなることや、コード決済サービスの残高やクラウド上のバックアップデータの把握に支障が出ることがある通話端末、スマホが開けないと、遺族は苦労する。それを避ける最も効果的な方法はログインパスワードの共有である。
パソコンの探し方であるが、パソコンとともに、外付けハードディスクや外付けSSD,USBメモリーを持っていることが多いので、一緒に調査対象として保管しておくことが多い。
故人の端末について通信キャリアが対応する内容
①通信・通話契約(部分解除や承継対応)
②電話番号(携帯電話ポータビリティ対応)
③端末料金(分割払い購入の場合は残金対応)
④中身(原則対応しない)
職場から貸与されたパソコンの所有者は、通常勤務先の会社となる。ACアダプターなどの付属品も含めて保管し、勤務先に相談するとよい。
◯パスワードロックの自力解除
パソコンの場合は、パスワードロックがかかっている場合、スマホのパスワード解除の連続ミスで初期化する機能はないので、何度試しても問題はない。カーナビの解除キー、クレジットカードの暗証番号や、パソコン購入日の手帳メモからパスワードを探すとよい。ログインパスワードのリセットや別アカウントでログインする方法がある。Windwsであれば、リカバリーディスクなどを使ってメンテンナンスモードから起動させる、本体から物理
的に取り出して、別のパソコンに接続する方法がある。
◯パソコンの中身の確認
・オフラインのデジタル遺品
ファイルを探すなら、ディスクトップ画面からを調べた上で
マイドキュメントなどを開いて納められているフォルダー調
べたり、ファイル検索機能を使ってキィワードを検索にかけ
たりする。
・オフラインのデジタル遺品の確認方法
メールならメールソフト、インターネット上のアカウント等
なら、Google Crome,Microsoft Edgeなどのブックマーク
「お気に入り」などや表示履歴をたどることになる。
◯故人のパソコン確認する際の注意点
①他の相続人の合意を得ること。
②パスワードを要求されるページに安易にログインしない。
③必要最低限の確認にとどめる。
◯パソコンの処分
①市町村が指定している専門会社に回収してもらう。
②家電量販店の下取りに出す。
③中古パソコンショップに売りにだす。
④ハードディスクやSSDを物理的に破壊し、リサイクルに回すサ
ービスを選ぶ。